無事初日を突破できた自分は喜ぶ間もなくホテルへトンボ帰り。
開場で売っているハンバーガーやら野菜を容器に詰めただけのサラダを持ち帰る。
ちなみに僕ら3人はひと部屋に泊まっていた。
ベッドはキングサイズのがひとつ。
ソファがひとつ。
つまりどうなる?
冒頭の合言葉へ戻る。

「俺たちはいつも!困った時には!ダイスで決めてきた!」

眠い中ダイスを振った結果 → 敗ける=ソファで寝る。
初日突破を盾に駄々をこねる自分。
しょうがないからと自分のトリコトラフトを使ってひとつのデッキで三人で対戦(もはや意味不明)
勝ったら許してやるよぉ(ニタァ  →  二人をトラフト先出しで張っ倒す。
結果ベッドにもぐりこむも、この日はなんとサマータイムの開始日
つまりなにが起こるかというと夜中の2時になった瞬間に3時になる(さらに意味不明)。
日本では考えられない事態にiPhoneが自動で対応してくれるのか不安でたまらないため
全然眠れない
朝になってテレビで確認するとiPhoneは対応してくれていた模様。
しかし部屋の置時計は見事に1時間ずれてる。こいつに頼らなくてよかった……
やや寝不足な中、ホテルの朝食を頂くがこいつを食べ過ぎる。
英語に慣れてきたと称し、定型文を繰り返す自動音声器となり果て始めた仲間に
朝食を少し押し付け、慌てて会場へ向かい、ようやく10回戦目。
ちなみに彼らは一方が6-3(エセバブル)と4-3-2とトロンで引き分け量産してた。

10R vs. キキジキPod ××
[1] 後手1マリ。殻を先に出されてそのままキッチンからの天敵《最後のトロール、スラーン/
Thrun, the Last Troll(MBS)》を止められずに敗け。
[2] 殻に対してはカウンターするもいいところで土地が3で止まり、しかも《復活の声/
Voice of Resurgence(DGM)》の登場を許してしまう。ちくちく殴られながらもたもた手札の
《神の怒り/Wrath of God(10E)》を打てずにいるとさらに二体目が。
手札になぜか《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》が2枚ある最悪な状況でなんとか
青3の捻出に成功してトークンの量産覚悟でタップアウトで2ターン先延ばしにするも
最後まで2枚目の白を引かずに敗け。

土地の配分的には白の方が出やすいはずなんだがここぞとばかりにまったく来なかった。
あと、命令で先延ばしにするのはあと1ターン待ってもよかったかも。
でもそうしたところでトップに白マナなかったのと、どうしても一回はトークン2体に殴られる
覚悟が必要なため、ライフが足りずに敗けでしたわー。悔しい!

11R vs. 親和 ×○○
[1] 先手。聖トラフトの霊とカウンターが入り混じった形の初手だったけれど親和相手に
除去が足りずに殴られ敗けでとっとと片付ける。
[2] 序盤から相手のクリーチャーを端から押しのけていく。最終的に神様の怒りをくらわせて
場を壊滅させ、残りを適当に処理しながら列柱で勝ち。
[3] 1ターン目《思考囲い/Thoughtseize(THS)》にビビるが、その返しに引くのは
《石のような静寂/Stony Silence(ISD)》。だんまりした場の残党をらせんや稲妻で処理して
空からゲームを支配。

親和相手はサイド後の相性を9:1にすることが大事。

12R vs. 緑トロン ○×○
[1] 先手。相手が1ターン目に土地を置いた瞬間から火力を全力で本体へうち込み続け、
稲妻を瞬唱の協力で総数5回ぶち込んであとは殴って勝ち。
[2] 3マリする悲劇。なんとかカウンターで処理した《解放された者、カーン/
Karn Liberated(NPH)》と流刑した《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine(SOM)》だったが
2体目のカーンで土地を縛られ敗け。
[3] 積極的にアーティファクトを壊し、サーチを打消し、その間に三人衆で殴る。素で
トロンが揃ってビビるが、幸いにして肝心の出すものを三人衆で弾いておいたので最後
まで何も出ずに勝ち。

トロンの相手は散々してきたので!

13R vs. 親和 ×○○
[1] ろくな動きをできずにささっと敗け。
[2] こちら1マリ、相手が2マリ。相手からしばらく何も出てこない体たらくでライフを一回も
削られることなく勝ち。
[3] 《石のような静寂/Stony Silence(ISD)》がすべてを静まらせ、場に残ったものを
適当に処理しつつ土地も動いているものを《地盤の際/Tectonic Edge(WWK)》で割って
蓋をしてその間に列柱でカタをつける。

最終的なTop8からもわかるように上位には数多くの親和がいた模様。

14R vs. タルモ双子(Patrick Dickman) ××
マジ長身細見イケメンとして話題沸騰中のDickmanですよ!
[1] 2マリして土地2、聖トラフトの霊、らせん×2(打てない)をキープして土地が3まで
伸びるが火力を打てないためとりあえず聖トラフトの霊出すのに必死な時に差し戻しからの
次のターンは出したエンド時に《やっかい児/Pestermite(LRW)》+《欠片の双子/Splinter
Twin(ROE)》。
[2] 序盤の土地の並べあいからタルモ→流刑と細かいやり取りから沈黙を破った
修復の天使だが、一体出たところで《炎の斬りつけ/Flame Slash(ROE)》。
一瞬のスキを突いて《雷口のヘルカイト/Thundermaw Hellkite(M13)》の召喚に成功する。
が、返しに相手から《殴打頭蓋/Batterskull(NPH)》。タルモも戦列に加わり、ヘルカイトも
稲妻と斬りつけで処理される。デカいの二つをどうしようもなくなって敗け。

完全に手玉に取られていた感じがした。待っていてもこちらが不利になるのが見えていた
上に積極的に動いても相手の方が動きの柔軟性が遥かに高い。
かなり相性の悪い相手であるとわかる。
ちなみにマジで長身細見イケメンな上に優しいナイスガイだった!
そして彼の2敗目はサマータイムの変更でホテルの時計がくるっていた上に受付の人に
正しい時間だと主張されたことによる遅刻だった(めっちゃ悔しがってた)。
ちなみにマジで長s(ry

15R vs. UG感染 ×○×
[1] 後手。単体除去があまり豊富ではない状態で相手のクリーチャーが防げずに敗け。
[2] 相手の1マリの後に土地が2で止まっているうちに天使などで勝ち。
[3] 一度クリーチャーを弾いてから《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus(MBS)》も《塩まき/Sowing
Salt(BOK)》によって排除して盤石。塩まきで見た手札も《巨大化/Giant Growth(M14)》、
《使徒の祝福/Apostle’s Blessing(NPH)》、《変異原性の成長/Mutagenic Growth(NPH)》。
大丈夫と思いきや相手のトップから《ぎらつかせのエルフ/Glistener Elf(NPH)》。
場には《貴族の教主/Noble Hierarch(CON)》、そして現在毒が6。手札には稲妻が二枚。
どう考えても間に合わないこの場面で苦笑いして、トップをめくっても助けはなく、
相手が順当に殴ってきて敗け。

あんまり不利だとは思ってなかったけど相手のトップも強かった。

以上二日間通しての結果
11-4(20-13)
GP名古屋よりはいい成績で順位は107位の大規模GPのため賞金フィニッシュ!
初日を1敗で抜けたことからTop8へのチャンスが十分にあったのにも関わらずに悔しい。
けれどこれはこれで結果として受け止める。
一応、これまで目標にしていた領域に少し足を踏み入れられたと思うし、
なにより世界のトッププロに当たることもできて非常に楽しかった!
英語でのマジックは本当に楽しい上にみんな紳士のゲームとしての認識も高いのか
試合前、後、別れの際の握手が心地よい。
英語で不自由あったらごめんなさいと毎回断っていたにも関わらずみんな基本的に
No problem!
この一言がいかに暖かく感じられたかわからない。
もちろん全員が全員とは言わなくとも日本でプレイするのとはスタンスが違うと感じた。
サイドの枚数チェックとか一回もやらなかったけど、そんな必要性がどこにも感じられない。
フェアな土壌でやることを前提に、みんな真剣勝負してくる。
本当に、いい経験でした。

と、そんな感じで本戦終わり。
サイドイベントのSSSスタンとレガシーに出ている仲間だけ見届けてホテルに戻って
からはダイスで今のツキを見せつけてさっさとベッドで就寝。かなーり寝て
結局最終日をぼんやり過ごしてその日もダイスで勝って結局最後までベッドを勝ち取り、
帰国。

以上、GP Richmond遠征記でした。
なお、日記の更新がしばらく滞ってましたがその間はずっとモダンをやっており、
なぜずっとモダンをやっていたかというとこのためでした!


ではー

コメント

らたららす
2014年3月17日4:52

マネーフィニッシュおめ!

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